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Canterbury Scene
カンタベリーロックとは、1960年代後半から1970年代にかけてイギリス南東部の都市カンタベリー周辺で生まれたプログレッシブ・ロックの一派ですわ。 ジャズや即興演奏の要素を多く取り入れ、複雑ながらもユーモアと知性、そして独特の温かみを持つサウンドが特徴となっており、技巧的でありながらも、幻想的で風変わりなメロディ、皮肉めいた歌詞や軽妙なリズム感によるロックとジャズの境界を柔らかく越えた、知的で洒脱なプログレ様式ですわ!
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Crossover Prog
Crossover Prog(クロスオーバー・プログレ)とは、プログレッシブ・ロックの要素を持ちながらも、ロック、特にオルタナ系など他ジャンルとの融合を重視したスタイルですわ。複雑な構成よりもメロディの親しみやすさを重視し、幅広い層に受け入れられやすいのが特徴ですの。 伝統とモダンを橋渡しする、現代的プログレですわね。
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Eclectic Prog
Eclectic Prog(エクレクティック・プログレ)とは、複数の音楽スタイルを融合し、独自の表現を追求するプログレッシブ・ロックのサブジャンルですわ。 ロック、ジャズ、クラシック、民族音楽など多様な要素を自在に取り入れ、明確なジャンルの枠に収まらないのが特徴となっており、構成やリズムも複雑で、知的かつ実験的なアプローチが多く見られますわ。 まさに“Progressive”という名にふさわしい、自由で芸術的なプログレ様式ですわ!
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Experimental/Post Metal
Experimental/Post Metal(エクスペリメンタル/ポスト・メタル)とは、ヘヴィメタルを基盤に、アンビエント・ポストロック・インダストリアルなど多様な要素を取り入れた実験的スタイルですわ。 攻撃性よりも空間的な音響や構築的展開、感情表現の深さを重視するのが特徴となっており、重厚なサウンドの中に静寂や緊張感を織り交ぜ、金属的でありながらも芸術的な広がりを持つ―まさに“思想するメタル”ですわ!
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Heavy Prog
Heavy Prog(ヘヴィ・プログ)とは、プログレッシブ・ロックにハードロック的要素を融合させたスタイルですわ。 複雑なリズムや変拍子、長大な構成を持ちながらも、力強いギターリフや重厚なグルーヴを前面に押し出しているのが特徴となっており、知的な構築性とロックのエネルギーを高次元で両立し、叙情と攻撃性を兼ね備えたサウンドが魅力ですわ。 まさにプログレの知性とハードの衝動が交錯する領域ですわね!
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Indo-Prog/Raga Rock
Indo-Prog/Raga Rock(インド・プログ/ラーガ・ロック)とは、プログレッシブ・ロックにインド音楽の旋律やリズム、楽器を融合させたスタイルですわ。 シタールやタブラなどの伝統楽器や、ラーガに基づく即興的なメロディを取り入れることで、東洋的で瞑想的な雰囲気を持つのが特徴となっており、ロックの構造美や展開力と、インド音楽の神秘性・精神性が交錯する、異国情緒あふれるプログレ様式ですわ!
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Jazz Rock/Fusion
Jazz Rock/Fusion(ジャズ・ロック/フュージョン)とは、ジャズの即興性や高度な演奏技術を、ロックのエネルギーとリズム感に融合させたスタイルですわ。 エレクトリック楽器を多用し、スリリングなソロや複雑なリズム構成が特徴となっており、技巧的でありながらもグルーヴ感に溢れ、ロックのダイナミズムとジャズの自由さを兼ね備えた、知的かつ爽快なプログレッシブ・サウンドですわね。
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Krautrock
Krautrock(クラウトロック)とは、1960年代末から1970年代にかけてドイツで発展した実験的ロックの潮流ですわ! ロックの形式から離れ、ミニマルな反復、電子音、即興性を重視し、サイケデリックやアンビエントにも通じる独自の世界を築いたのが特徴となっており、構築的でありながら機械的、そしてトランス的なサウンドが多く、後のエレクトロニカやポストロックにも大きな影響を与えた革新的ジャンルですわ!
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Neo-Prog
ネオ・プログレ(Neo Progressive Rock)とは、1980年代に登場した、1970年代プログレッシブ・ロックの再興スタイルですわ。 70年代のクラシックなプログレの壮大さや構成美を受け継ぎつつ、シンセサイザーやデジタル機材を活用してよりメロディアスで現代的なサウンドに仕上げたのが特徴となっておりますわ!
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Post Rock/Math rock
Post Rock/Math Rock(ポストロック/マスロック)とは、従来のロックの構造を超え、リズム・構成・音響表現を重視する実験的スタイルですわ。 Post Rockはアンビエント的・叙情的で空間的なサウンドを特徴とし、長尺で物語的な展開を持っています。一方、Math Rockは複雑な変拍子や精緻なギターリフを駆使し、緻密で知的な演奏が中心ですわ。 両者とも従来のロック感覚を拡張する、知的かつ芸術的な音楽様式となっており、その従来のスタイルを越えていくスタイルはまさにプログレッシブと言えるのではないでしょうか!
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Prog Folk
Prog Folk(プログ・フォーク)とは、フォーク音楽の素朴さや民族的要素に、プログレッシブ・ロックの構成美や実験性を融合させたスタイルですわ。 アコースティック楽器を中心に、複雑な曲展開や変拍子、幻想的なアレンジを取り入れるのが特徴となっており、伝統音楽の叙情性とプログレの知的探究心を両立させた、叙情的で独創的なプログレ様式ですわね。
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Prog Related
Prog Related(プログ・リレイテッド)とは、プログレッシブ・ロックの影響を受けつつも、明確にプログレの枠に分類されない音楽を指しますわ。 複雑な構成や変拍子、実験的要素を部分的に取り入れることはあるものの、ポップ、ロック、ジャズなど他ジャンルとの親和性が高く、聴きやすさやメロディ重視の傾向がありますの。 プログレ精神を持ちながらも、より幅広いリスナーに開かれたスタイルですわね。
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Progressive Electronic
Progressive Electronic(プログレッシブ・エレクトロニック)とは、電子楽器やシンセサイザーを駆使し、実験的かつ構築的な音響世界を追求する音楽スタイルですわ。 リズムやメロディは自由で、長尺のサウンドスケープや幻想的な音響空間を重視するのが特徴となっており、クラシックやアンビエントの影響を受けつつ、テクノ的要素も取り入れ、聴く者を没入させる知的で前衛的な電子音楽ですわね!
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Progressive Metal
Progressive Metal(プログレッシブ・メタル)とは、ヘヴィメタルの攻撃性とプログレッシブ・ロックの複雑性や構築美を融合させたスタイルですわ。 変拍子や長尺構成、技巧的な演奏を特徴とし、力強いギターリフや重厚なリズムと、叙情的でドラマチックな展開が共存しており、重厚かつ知的で、感情表現や構成美に重点を置いた、メタルの進化系プログレ様式ですわね。
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Progressive Pop
Progressive Pop(プログレッシブ・ポップ)とは、ポップスの親しみやすさにプログレッシブ・ロックの複雑さや実験性を融合させたスタイルですわ。 キャッチーでメロディアスな楽曲構造を保ちつつ、変拍子や巧妙なアレンジ、意外性のある展開を取り入れるのが特徴となっており、ポップの聴きやすさとプログレの知的要素を両立させ、幅広い層に楽しめるプログレ様式ですわ!
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Proto-Prog
Proto-Prog(プロト・プログ)とは、1960年代半ばから後半にかけて登場した、プログレッシブ・ロックの前兆となるスタイルですわ。 ブルースやサイケデリックロックを基盤に、複雑な曲構成や長尺の演奏、実験的なサウンドを取り入れたのが特徴となっており、まだ完全なプログレとは言い難いのですが、後のシンフォニック・プログやアヴァン・プログなどの発展に大きな影響を与えた、まさに“プログレの種”と言えるでしょう!
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Psychedelic/Space Rock
Psychedelic/Space Rock(サイケデリック/スペースロック)とは、サイケデリックな音響効果や反復的リフ、浮遊感のある演奏で、宇宙的・夢幻的な世界観を表現するロックですわ。 エフェクトやシンセ、長尺の即興演奏を多用し、リスナーを時間や空間を超えた感覚へ誘うのが特徴となっており、サウンドは幻想的で瞑想的、時に重厚で叙情的な雰囲気を持ち、プログレの実験性とサイケデリックの自由さが融合したスタイルですわね。 こちらでご紹介するのは、サイケの名盤というよりは、よりプログレッシブロックに接近しているものを中心にご紹介させていただきますわ!
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RIO/Avant-Prog
RIO/Avant-Prog(リオ/アヴァン・プログ)とは、従来のプログレッシブ・ロックの枠を超え、実験性や前衛的要素を強く押し出したスタイルですわ。 複雑なリズム、急激な転調、ジャズや現代音楽の影響を多く取り入れ、予測不能で挑戦的な楽曲展開が特徴となっており、技巧や理論を重視しつつ、ユーモアや風刺、芸術性も織り交ぜることで、聴く者に強烈な知的刺激を与える前衛派プログレ様式ですわ。
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Rock Progressivo Italiano
Rock Progressivo Italiano(イタリアン・プログレ)とは、1970年代にイタリアで発展したプログレッシブ・ロックのサブジャンルですわ! 叙情的で劇的なメロディと、クラシック音楽や民族音楽の要素を融合させ、情熱的かつ詩的な歌詞を特徴となっており、シンフォニックかつ幻想的なアレンジや、ストーリーテリング的な曲構成が多く、感情表現と技巧を重視した、まさにイタリアならではの叙情派プログレといえますわ!
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Symphonic Prog
Symphonic Prog(シンフォニック・プログ)とは、クラシック音楽の影響を色濃く受けたプログレッシブ・ロックですわ。 オーケストレーションやストリングス、複雑なアレンジを用い、楽曲は長大で劇的な展開を持つのが特徴となっており、叙情的かつ荘厳な雰囲気を重視し、テクニックと構成美を融合させた音楽で、まるでロックオペラや交響曲のような壮大さを持つ、プログレの王道といえますわ!
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Tech/Extreme Prog Metal
Tech/Extreme Prog Metal(テック/エクストリーム・プログ・メタル)とは、プログレッシブ・メタルの複雑性を極限まで追求し、スピードや技巧、攻撃性を強調したスタイルですわ。 変拍子や複雑なリフ、超絶技巧のギター・ドラムを多用し、緻密かつ重厚なサウンドが特徴となっており、通常のプログレッシブ・メタルよりも難解で挑戦的な、実験的プログレ様式ですわ!
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Zeuhl
Zeuhl(ズール)とは、フランスのバンド「MAGMA」によって確立された、独自のプログレッシブ・ロック様式ですわ。 力強いリズム、反復的なベースライン、合唱的なボーカル、そして神秘的・宗教的な雰囲気が特徴となっており、ジャズやクラシックの要素を融合させつつ、独自言語や高揚感のある構成で、聴く者に圧倒的な世界観を提示する、非常に個性的で前衛的なプログレ様式ですわ!