Nursery Cryme
GENESIS
本作では、「Peter Gabriel」様、「Steve Hackett」様、「Tony Banks」様、「Mike Rutherford」様、「Phil Collins」様という、バンドのプログレ黄金期を支える最強メンバーがついに一堂に会し、その後の音楽性を確固たるものとした重要作となっておりますの。彼らの代名詞ともいえるシアトリカルかつ重厚なシンフォニック・ロックは、本作でも存分に炸裂。まるで舞台演劇のような構成力と、息を呑むほど緻密なアンサンブルは、ライブパフォーマンスと併せてまさに必見ですわ! 幻想的で美しい音の世界観の中には、どこか不気味でグロテスクな寓話的要素が潜み、アルバムジャケットもまたその妖しさを倍増させていますの。優美と狂気が渦を巻きながら展開する音楽は、まるで物語絵巻のようにリスナーを引き込み、最後まで逃がしませんわ。これぞまさに、幻想と怪奇が融合した「怪奇骨董音楽箱」ですわ!