Symphonic Prog

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  • Nursery Cryme

    GENESIS

      本作では、「Peter Gabriel」様、「Steve Hackett」様、「Tony Banks」様、「Mike Rutherford」様、「Phil Collins」様という、バンドのプログレ黄金期を支える最強メンバーがついに一堂に会し、その後の音楽性を確固たるものとした重要作となっておりますの。彼らの代名詞ともいえるシアトリカルかつ重厚なシンフォニック・ロックは、本作でも存分に炸裂。まるで舞台演劇のような構成力と、息を呑むほど緻密なアンサンブルは、ライブパフォーマンスと併せてまさに必見ですわ!  幻想的で美しい音の世界観の中には、どこか不気味でグロテスクな寓話的要素が潜み、アルバムジャケットもまたその妖しさを倍増させていますの。優美と狂気が渦を巻きながら展開する音楽は、まるで物語絵巻のようにリスナーを引き込み、最後まで逃がしませんわ。これぞまさに、幻想と怪奇が融合した「怪奇骨董音楽箱」ですわ!

    1971

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Close to the Edge

    YES

      キラキラと輝く宝石の煌めきをそのまま音に閉じ込めたような、透き通るサウンド。空へと舞い上がるかのように広がる、讃美歌のように厳かで美しいコーラスは、耳に触れた瞬間から心を優しく包み込み、まさに至福の聴き心地!  けれども、ただの美しさに留まらないのが本作の真骨頂。よく耳を澄ませば、ステージ上を縦横無尽に駆け巡るようなアグレッシブなベースラインが、力強く脈打っていますの。そして、その上を舞うギターはまさにアクロバティック!高低を自在に行き来し、鋭いフレーズから繊細なアルペジオまで、瞬く間に表情を変えるその姿は、まるで空を舞う鳥のようですわ。  一聴すれば、各パートがそれぞれ別の楽曲を奏でているかのように自由奔放ですが、美しいボーカルがそのすべてをひとつにまとめあげ、完璧なアンサンブルへと昇華してしまいますわ。こうして生まれた音楽は、まさに奇跡のような調和。これぞ永遠に語り継がれるべき偉大なアルバムですわ!

    1972

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Relayer

    YES

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     イギリスの「Yes」による1974年作ですわ! 1曲目にしてアルバムのA面を占める「The Gate Of Derilium(錯乱の扉)」は、ロシアの小説家レフ・トルストイの「戦争と平和」から着想を得たとされており、野心のある有望な若者が、祖国のために立ち上がり戦いへと挑んでいく、その過程を穏やかなオープニングから緊張感が高まっていくサウンドで見事に表現!中間のインストパートでは攻撃的なサウンドによるテクニックとエネルギーが爆発! そして、最後は美しく幻想的で神秘的なバラードで、平和と幸せを噛み締める...。 これぞまさに、YESによる一大叙事詩!ドラマチックでスリリング、そしてシアトリカル。そして何よりもその飽くなき挑戦心こそプログレッシブ・ロックの体現ですわ!!

    1974

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Love

    THE FLOWER KINGS

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     スウェーデンの「THE FLOWER KINGS」による25年作ですわ! 70sのクラシックなメロディックなシンフォニックプログレの音楽性を引き継ぎながらも、その音楽性をより芳醇に、そしてより麗しく進化させ続けるバンドによる最新作! ヴィンテージな楽器群による叙情的で美しい響きと、壮大でありながらポップなメロディとハーモニーが交わり合い展開される甘いサウンドは、優美な気品に満ち満ちていますわ!! まさに「Love」が溢れるアルバムですわ!

    2025

    スウェーデン

    Symphonic Prog

  • Omni

    KARFAGEN

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     ウクライナの「KARFAGEN」による25年作ですわ! メロディアスなシンフォニック・プログレとなっており、そのファンタジックな質感はもはや安心感さえあるサウンドですわ! 今作は、シアトリカルな一面がダイナミックにでており、それがまた「KARFAGEN」の美しい音とマッチしてアルバムをより豊かにしていますわ! まさに「KARFAGEN」の集大成にして新章ですわ!

    2025

    ウクライナ

    Symphonic Prog

  • Gamle Mester

    LARS FREDRIK FRØISLIE

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     ノルウェーの「LARS FREDRIK FRØISLIE」による25年作ですわ! WOBBLERでも活躍していたキーボーディストといえば、プログレを聴いている人からすると「あぁ、あの!」となるでしょう! 現代に甦った70年代のキーボードアームド部隊によるクラシックなプログレサウンドによる壮大なシンフォニックプログレは、もはやお見事の一言! そんなオルガン部隊の重みと北欧の幻想的な哀愁が絡み合う楽曲展開には、心をつかまされること間違いなしですわ!

    2025

    ノルウェー

    Symphonic Prog

  • 静かの海

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     「新●月」のメンバーお二人によって結成された日本の「静かの海」による25年作ですわ! 前半が「プログレ・パート」、後半が「クラシック・パート」という二部仕立てで構成されており、 ファゴット、クラリネット、オーボエといった木管楽器の柔らかな音色に、メロトロンの幽玄たる響きが重なりますわ。 全編を通して漂うのは、日本的な哀愁とロマンティシズム。 しっとりとしたメロディの美しさと、どこか懐かしさを感じさせる和の空気が、クラシカルなプログレの耽美性と見事に融合! まさにこれは、叙情派の美術工芸品のようなアルバムですわ!

    2025

    日本

    Symphonic Prog

  • The Lamb Lies Down On Broadway

    GENESIS

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     イギリスの「GENESIS」による74年作ですわ! その叙情性と幻想性を携えたバンドの音楽性に、ボーカルである「Peter Gabriel」様によるコンセプチュアルなテーマによるシアトリカルなアルバムですわ! サウンド面はややモダンになり、アルバムのコンセプトとバチッとハマり、シニカルなポップセンスなど、まさにバンドの持ち味と類稀なるストーリてリングをパッケージングしたアルバムですわ! 最初はなかなか取っ付きにくい部分もあるのですが、ストーリーを追うようにアルバムの世界へと飛び込んでみてくださいませ!!

    1974

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Kontraster

    Breidablik

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     ノルウェーの「JORDSJØ」と「BREIDABLIK」によるコラボレーションアルバム25年作ですわ! 「JORDSJØ」の持つヴィンテージなメロトロンやフルートの叙情的なメロディを自然と例えるならば、「BREIDABLIK」によるコズミックなスペースサウンドは、まさに宇宙! アコースティックとシンセ。オーガニックと未来的なサウンド。モダンでありながらヴィンテージ...「Kontraster」がとても美しいアルバムですわ! 北欧の音の妖精に誘われるままに森を抜けるとそこには満点の星空が広がっているような幻想と調和の音世界へと是非、浸ってくださいまし!

    2025

    ノルウェー

    Symphonic Prog

  • Demain A L’Aube

    GERALD MASSOIS

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     フランスの「GERALD MASSOIS」による25年作ですわ! 2018年のデビュー作からの続編であり、3部作の第2章である本作は、1936年に起きたスペイン内戦をテーマにしており、その残酷さと無情さ。そして、その後に続く世界大戦への前触れを感じさせるような激しさと、歴史的なドラマを描いたアルバムになっておりますわ! プログレメタルにも接近するような戦いの激しさと、壮大なシンフォニックがそんな中でも希望を信じて生きていくドラマチックな人間賛美を表しているようですわ!

    2025

    フランス

    Symphonic Prog