Symphonic Prog

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  • Mirage

    CAMEL

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     イギリスの「CAMEL」による1974年作ですわ! 「おすすめのシンフォニック・プログレは?」と聞かれれば、真っ先に候補に挙がるでしょう!まさにシンフォニック・プログレの王道ですわ! メロディアスなギターと、色彩豊かなキーボードがせめぎ合いながら、ファンタジックで優美なメロディを紡ぎ上げていく叙情的なサウンドは、まさにこのジャンルの真髄ですわ!時にはハードにドライブする瞬間もありますが、その展開の中にも常にリリシズム溢れる美しさがあり、アルバム全体のアクセントとフックとして見事に機能しておりますの。 ただひたすらに美しいメロディ、魅力的な演奏とアンサンブル、そしてドラマチックな起承転結のような構造美…。 緻密なアレンジの中にも温もりが感じられ、楽曲ひとつひとつがまるで壮大な物語を語りかけてくるようですわ。シンフォニックでありながら、聴くたびに新たな発見がある深淵なサウンドスケープは、まさに芸術そのものですわ!

    1974

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Jesus Christ The Exorcist

    NEAL MORSE

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     アメリカの「NEAL MORSE」による2019年作ですわ! 聖書をベースとした壮大なコンセプト・アルバムとなっており、イエス・キリストの生涯を荘厳かつドラマティックに描いたロックオペラ作品ですわ! 舞台の幕が開くかのように展開されていくストーリーは、その一大叙事詩を耳で味わうかのようで、実力派ミュージシャンたちが繰り広げるテクニカルかつ情熱的な演奏はまさに圧巻!まさしく「クリスチャン・プログレ」という看板に偽りなし!信仰心の有無は関係なしに、プログレ好きすべてにおすすめできる、荘厳でスピリチュアルな名作ですわ!

    2019

    アメリカ

    Symphonic Prog

  • Fire Fortellinger

    LARS FREDRIK FRØISLIE

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     ノルウェーの「LARS FREDRIK FRØISLIE」による2023年作ですわ! 「Wobbler」のメンバーとして活躍していたキーボーディストによるソロアルバムですわ! 70年代のプログレサウンドへのこだわりは当然ながら、北欧の幽玄な原風景を感じられるようなサウンドはまさに文句なしの絶品! テーマとしては、北欧神話やノルウェーの自然を題材としており、ドラマチックで華麗かつ重厚なアルバムの世界を楽しむことができますわ。ただ、それらを抜きにしても、メロトロンの美しい洪水は気持ちが良いですわ...。

    2023

    ノルウェー

    Symphonic Prog

  • Depois do Fim

    BACAMARTE

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     ブラジルの「BACAMARTE」による1983年作ですわ! 曲の録音自体は1978年にされていたそうですが、そこからしばらくはリリースなどもなく静かに眠りについていたのですが、なんとそれから5年後に、地元のラジオ局の後押しによってリリースされるという、なんともプログレ愛溢れる逸話のあるアルバムとなっておりますわ! スペイン古典やアラビア風のメロディなど異国情緒漂うメロディを含みながらも、そのサウンドはまさに王道!壮麗でありながら技巧的にして、幻想的な叙情性が織りなす美しいメロディ。 プログレには国境など存在しませんわ!

    1983

    ブラジル

    Symphonic Prog

  • Aerie Faerie Nonsense

    THE ENID

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     イギリスの「THE ENID」による1977年作ですわ! 「これはもはやクラシックと言っても差し支えがないのでは!?」と思えるほどのサウンド。それもそのはず、バンドの中心人物はなんとオーケストラの指揮者を務めていたという根っからのクラシック出身!もはやクラシックを演奏するロックバンドのようなイメージが近いかもしれませんわ! ロマン溢れる幻想的で煌びやかな演奏と、ロックのリズムやギターが溶け合うドラマチックなサウンド。そして繊細さと叙情性が織りなす幻想的で煌びやかな世界。もはやジャンルは些細な事ですわ!この美しい音に飛び込みましょう!

    1977

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Dwellers of the Deep

    WOBBLER

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     ノルウェーの「WOBBLER」による2020年作ですわ! 70年代のプログレサウンドに徹底的にこだわり、メロトロンやハモンドオルガンといった象徴的な楽器を惜しみなく用いながら、その音楽性そのものまでを現代へと見事に受け継いだアルバムですわ! そのクオリティは単なる懐古主義にとどまらず、まさに「時を超えて蘇った、プログレッシブ・ロックの至宝」! 聴けば聴くほど、数々の偉大な先人達への深い敬意と愛が感じられつつも、決して過去の模倣ではない、しっかりとした独自性と瑞々しいオリジナリティを感じる作品となっておりますわ! 煌びやかなキーボードの旋律、緻密に構築された楽曲展開、そして情熱的な演奏のひとつひとつが、聴くものを時空を超えたプログレッシブロックの世界へと誘ってくれるようですわ。いくら時を超えても、素晴らしいものは決して色褪せることはなく、こうして世代を超えて継承され続けることを証明するアルバムですわ。プログレに乾杯!

    2020

    ノルウェー

    Symphonic Prog

  • Banks of Eden

    THE FLOWER KINGS

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     スウェーデンの「THE FLOWER KINGS」による2012年作ですわ! アルバムの幕開けを飾るのは、なんと25分に及ぶ壮大な組曲!作品全体の半分を占める圧倒的スケールを誇るこの楽曲こそが、本作の核であり、まさに「モダン・シンフォニック・プログレッシブ」の到達点とも言える大傑作ですわ! 壮大でありながらもダークな陰翳を帯びたシンフォニック・サウンド。豪奢で明るいのに、同時にどこか儚く切ない叙情性に、時折差し込まれるヘヴィでアグレッシブなサウンドがドラマを彩り、楽曲全体にモダンで刺激的な質感を与えておりますわ。光と影のコントラストが、作品全体の奥行きをぐっと深めているのですわ。 その音楽世界を貫くのは、現代社会に向けた鋭いメッセージ。その知的なシリアスさもまた、プログレらしさの象徴とも言えるでしょう! 壮麗で静謐な美しさの中にシリアスなトゲを忍ばせる。まさに、凛と咲き誇りながらも鋭い棘を纏う薔薇の花のごとしですわ!

    2012

    スウェーデン

    Symphonic Prog

  • Ashes Are Burning

    RENAISSANCE

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     イギリスの「RENAISSANCE」による1973年作ですわ! 「燃ゆる灰」の邦題で知られる本作は、 ピアノとチェンバロによるドラマチックで優雅でクラシカルなアンサンブルに、プログレッシブロック界きっての歌姫「Annie Haslam」様の澄んだ美しいボーカル。そして英国らしい叙情性と劇的な曲展開はまさにシンフォニック・プログレを語る上では絶対に欠かすことのできな大名盤ですわ! 開幕を告げる銅鑼の音からのファンタジックでキラキラとしたオープニング。ひとしきりの美しいピアノとチェンバロのメロディの後に、フォーキッシュなギターと共に美しいふボーカルとトラッドなメロディが続き...と、ロマンチックでメランコリックなメロディが、クラシカルな壮大さに乗せて展開されていきますわ。 本当に、アルバムのどこを切り取っても美しい...。豊潤で贅沢なサウンドは、まさに奇跡の一枚!プログレというジャンルに拘らず、皆様に自信を持っておすすめできる、間違いのないアルバムですわ!

    1973

    イギリス

    Symphonic Prog

  • Moving Waves

    FOCUS

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     オランダの「FOCUS 」による1971年作ですわ! 何はともあれ冒頭の「Hocus Pocus」をお聴きください! ハードでカッコいいギターリフから幕を開け、クールにブレイクするドラム!そして満を持して登場する「ヨーデル」!?もはや、一周回って笑うべきなのかも怪しい、衝撃的なインパクトを持った鮮烈な曲ですわ! しかしながら、しっかりとアルバムを聴いてみれば、ハードロック・ジャズ・シンフォニックなどの様式が巧みに融合しており、叙情的で美しい静謐なサウンドとアコースティックな楽器の存在が、その美しさを際立たせておりますわ!

    1971

    オランダ

    Symphonic Prog

  • The Book of Hours

    AGROPELTER

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     ノルウェーの「AGROPELTER」による25年作ですわ! その不気味なジャケットとは裏腹に、そのサウンドは非常にメロディックかつ繊細なシンフォニックプログレですわ! ハモンドオルガンや、チェンバロなどヴィンテージなキーボードサウンドが全面に使われており、もうこの音色だけでまいっちゃいますわね! そして、静謐な音の空間美が広がり、アンニュイな雰囲気と抒情的なメロディが繊細に調和する音像は、静かながらドラマチックな壮大さを響かせておりますわ!

    2025

    ノルウェー

    Symphonic Prog