Prog Folk

ジャンル検索

  • Si on avait besoin d’une cinquième saison

    HARMONIUM

    {album.title.rendered}

     カナダの「Harmonium」による1975年作ですわ! アルバムは5つのトラックからなっており、それぞれ「春夏秋冬+第五の季節」というコンセプトに基づいて制作されているのですが……とにかく美しい! メランコリックで叙情的なメロディに切なさが入り混じったその感覚。これぞフォーク・プログレの醍醐味ですわ! さらに、そんなフォークサウンドにメロトロンが絡むことで、クラシカルに盛り上げていく様は、「もうこれ以上わたくしを泣かせんといてくれ!」と思わず言ってしまうほどの素晴らしさがありますわ! トラッドなアコースティックサウンドがお好きな方には、迷うことなくお勧めできるフォークプログレの大名盤ですわ!"

    1975

    カナダ

    Prog Folk

  • Red Queen to Gryphon Three

    GRYPHON

    {album.title.rendered}

     イギリスの「Gryphon」による1974年作ですわ! このバンドの特徴は、なんといっても古楽を全面に押し出した、その中世&バロックサウンドの印象深さですわ! 使用されている楽器は「リコーダー」「クルムホルン」「ファゴット」と、おおよそロックバンドでは見かけないものばかり。木管楽器特有の暖かな音色による情緒あふれるサウンドに包まれれば、まさにここはルネサンスの世界!? アコースティック楽器やクラシックを用いたプログレバンドは数多くありますが、ここまで中世・バロックサウンドと深く融合したバンドは稀で、まさに唯一無二の世界観ですわ! アルバムのテーマは「チェス」で、曲は刻一刻と変化する盤上を表すようにドラマチックに展開。曲の展開を楽しみながら、「今はどんな状況か…」と想像して聴くと、とても楽しいですわ。 ぜひこのアルバムを聴きながら、一局お手合わせいただきたいですわ!

    1974

    イギリス

    Prog Folk

  • First Utterance

    COMUS

    {album.title.rendered}

     イギリスの「COMUS」による1971年作ですわ! ジャケットの印象をそのまま表現したようなまさに衝撃的な、呪術的で不気味で、恐ろしいサウンドを展開! サイケデリックな音作りとフォークロアなサウンド。そしてシアトリカルに歌う不気味なアルバムになっており、その音楽性を発展させてきたブリティッシュ・トラッド・フォークは、ついにその音楽性の極致へと到達しますわ! こういった恐ろしげな雰囲気もまた、ブリティッシュが見せる蠱惑的な魅力といえるのではないでしょうか?"

    1971

    イギリス

    Prog Folk

  • Dúlamán

    CLANNAD

    {album.title.rendered}

     アイルランドの辺境の地に住むブレナンファミリーによる5人組のファミリーバンド「Clannad」が1976年に発表した3枚目のアルバムですわ! アコースティックなサウンドによる素朴さと叙情性は、まさに美しきアイリッシュ・トラッドの大名盤ですわ! 1980年には世界的にも有名な「Enya」も加わりアルバムを制作しておりますわ!少し曲調は変わってしまうのですが、そちらもぜひ合わせてお聞きくださいませ!

    1976

    アイルランド

    Prog Folk

  • On the Shore

    TREES

    {album.title.rendered}

     イギリスの「TREES」による1970年作ですわ! トラディショナル・フォークにサイケデリック・ロックの要素を巧みに融合させた音楽性が特徴で、ボーカルを務めるCelia Humphris様の透き通るようなハイトーンボイスが重なり合い、実に幻想的な響きを生み出しておりますわ。彼女の澄み渡った声は、聴く者を英国特有の神秘的で牧歌的な情景へと誘ってくれるでしょう。 ロック色が強く表れながらも、アシッドフォークの文脈から見ても高い完成度を誇る作品であり、まさに英国フォークロック史に残る、非常に素晴らしい名盤ですわ!

    1970

    イギリス

    Prog Folk

  • Basket Of Light

    THE PENTANGLE

    {album.title.rendered}

     イギリスの「THE PENTANGLE」による1969年作ですわ! アメリカから入ってきたフォーク・ブルースにブリティッシュ・トラッドの要素を融合させた音楽性が特徴で、そのトラッドフォークにさらにサイケやジャズなどのサウンドも取り込んだ、本作はこの後に続くトラッドフォークの方向性を指し示すアルバムですわ。 美しいボーカルによるアンサンブル、シタールなどのわずかにサイケデリックな香り、そしてジャズのようなスキャットの伴奏が特徴で、トラッドフォークの原点にして頂点とも言える、プログレッシブな名盤ですわ!

    1969

    イギリス

    Prog Folk

  • Hero And Heroine

    STRAWBS

    {album.title.rendered}

     イギリスの「STRAWBS」による1974年作ですわ! 当時、バンドの中心メンバーが次々と脱退してしまい、窮地に陥った状態でしたが、なんと当時音楽業界を引退していた元RENAISSANCEメンバーを招聘することで危機を乗り越えたアルバムですわ! 素朴で叙情的な英国フォーク・ロックに、クラシカルにメロトロンの魔法をかけて幽玄で幻想的なムードを織り交ぜられた音楽性は「これこれこのサウンド!」とプログレ心をくすぐってくれますわ! よりシニカルで素朴なメロディはポップさは控えめですが、決して弱くはなく全体を通してメランコリックな美しさに溢れていますわ!

    1974

    Prog Folk

  • Special Powers

    NORTH SEA RADIO ORCHESTRA

    {album.title.rendered}

     イギリスの「NORTH SEA RADIO ORCHESTRA」による25年作ですわ! その名の通り室内楽的な優雅なオーケストラサウンドによる、英国のトラディショナルで叙情的なメロディがとても美しいですわ! もちろん、それだけではありません。時折見え隠れするアヴァンギャルドな音運びや、トラッドフォークにサイケデリック・カンタベリーなサウンドは、70sプログレの魅力をたっぷりと受け継ぎ、絶妙なバランスで優雅にまとめた快作! これは、シンフォニック・クラシックが好きなお嬢様にも是非おすすめの1枚ですわ!

    2025

    イギリス

    Prog Folk

  • Cries and Whispers

    CORDE OBLIQUE

    {album.title.rendered}

     イタリアの「CORDE OBLIQUE」による25年作ですわ! 結成20年を記念して、多くのゲストミュージシャンを迎えた2枚組アルバムとなっており、1枚目は「ポストメタル・フォークゲイズ」。2枚目は「ダーク・エスノフォーク」と、バンドの魅力を全部詰め込んだような贅沢な仕様になっておりますわ! 1枚目はその名の通り、ポストメタル的なサウンドとフォークが融合!壮大なサウンドに繊細なアコースティックなサウンドが、とても美しいですわ! 2枚目は、民族的なフォーク・エスニックなサウンドと、ゴシックなダークさが融合したサウンドになっておりますわ! そして、その両方に共通している、繊細かつ力強いボーカルと、このバンドの「仕掛人」とも言えるRiccardo様によって織りなされる、時を超えた哀愁と情景を感じさせる珠玉のアルバムですわ!!

    2025

    イタリア

    Prog Folk

  • Curious Ruminant

    JETHRO TULL

    {album.title.rendered}

     イギリスの「JETHRO TULL」による25年作ですわ! 近年の積極的なアルバムリリースがまずは何よりも嬉しいですわ!! バンドの代名詞とも言える田園的なクラシカルでアコースティック。叙情的なフルートの響き。 それでいて、中世的なロマン溢れる優雅なサウンドは、まさにノスタルジー溢れる1枚! しかし、その中に確かに感じられるシニカルな現代社会への風刺は、まさにこのアルバムをプログレッシブ・ロックたらしめる所以でしょう!!

    2025

    イギリス

    Prog Folk