Future Days
CAN
ドイツの「CAN」による1973年作ですわ!
クラウトロックの代表バンドとしても名高く、それでいて日本人である「ダモ鈴木」様がボーカルを務めていることで、日本との強いつながりも感じられる本作は、まさにクラウトロックが誇る大名盤ですわ!
ジャンルを象徴するような反復的なリズムの上で、アンビエントのような空間的サウンドによる浮遊感がとても心地よいですわ。
しかしながら、元々バンドが得意としていたグルーヴ感にも溢れており、ただの反復ではない不思議な陶酔感と高揚感に満ちたリズムが、楽曲全体に疾走感をもたらしておりますわ。
空間的なサウンドは、まるで霧がかったように、どこか遠くから聞こえてくるように表現されており、それがまた心地よい残響・余韻・酩酊感を生み出して、まるで夢の中のようなメランコリックな質感に仕上がっておりますわ。
この心地よさの中に揺蕩っているうちに、いつの間にかスペーシーな音像の世界へと引き込まれていく――創造性に満ちたアルバムですわ!