Recommend

レコメンド

  • Brave

    MARILLION

    {album.title.rendered}

     イギリスの「MARILLION」による1994年作ですわ!
     80年代のネオ・プログレシーンをリードしたバンドでしたが、初期の音楽性を牽引していたボーカルが脱退。その後、新ボーカルに変わり堅実な作品作りを続けてきましたが、満を持して発表されたのが本作、コンセプトアルバムですわ!
     「イギリスのある橋で記憶喪失の少女が保護された」という実話に着想を得て作られた本作は、その少女の心を追いながら展開される壮大な叙事詩として描かれておりますわ。
     楽曲は組曲形式で連なり、環境音やアンビエントなサウンドスケープが楽曲に深みと自然な揺らぎを生み出し、幻想的でありながら心の揺らぎそのものまで表現しているようですわ!
     さらに、このアルバムにはある「仕掛け」がありまして、EDのルートが分岐するようになっておりますわ。通常盤では「Made Again」で救済の歌が歌われるのですが、「Spiral Remake」版を聴くと、そこで物語は幕を下ろし、永遠に闇の中に消えることとなります。
     まさにこの物語は、希望であると同時に絶望でもあるという二面性を表現したダブルエンディングですわ!
     楽曲がシームレスにつながっているため、通してアルバムを聴くハードルは少し高いのですが、それに見合うだけの素晴らしい音楽体験が待っておりますわ!

    1994

    イギリス

    Neo-Prog

  • E2-E4

    MANUEL GÖTTSCHING

    {album.title.rendered}

     ドイツの「MANUEL GÖTTSCHING」による1984年作ですわ!
     先述した「Ash Ra Tempel」のメンバーでもあった彼が、バンド解散後に制作したソロアルバムとなっており、自宅で即興演奏したものをそのまま無編集でリリースしたという、まさに奇跡のようなアルバムですわ!
     シンプルで無駄のないミニマリズムなサウンドに、反復するリズム。それなのに宇宙的な音の広がりや浮遊感を感じさせるような叙情性...。
     後にクラブミュージックでもサンプリングされ、ハウス・テクノにも大きな影響を与えた名盤ですわ!

    1984

    ドイツ

    Krautrock

  • On The Way To The Peak Of Normal

    HOLGER CZUKAY

    {album.title.rendered}

     ドイツの「Holger Czukay」による1981年作ですわ!
     CANの創設メンバーでもあり、その自由な精神を受け継ぎつつ、ソロとしての実験性を強く打ち出した作品となっておりますわ。クラウトロック、サイケデリック、エレクトロニックなサウンドが特徴的ですわ。
     「ノーマルの頂へ」という邦題にしては、随分と不穏な雰囲気が漂っており、ラジオノイズやヴォコーダー、サウンドコラージュなどによるテクスチャやズレによる実験的な音像が展開されますわ。そこにフレンチホルンやコンガなどアコースティックなサウンドが加わり、不思議と心地よい浮遊感に満ちた音世界となっておりますわ!
     自由奔放で実験性に満ちつつも、聴き込むたびにポップさすら感じてしまう……クラウトロックの妙技、ここにありですわ!"

    1981

    ドイツ

    Krautrock

  • Känguru

    GURU GURU

    {album.title.rendered}

     ドイツの「Guru Guru」による1972年作ですわ!
     フリージャズ・アヴァンギャルドバンドからそのキャリアをスタートさせたバンドでしたが、徐々にサイケデリック・スペースロックの影響を受け、その音楽性を発展させてきましたわ。そうして構築された彼らの音楽性が一つ結実したアルバムが本作といえるでしょう!
     スペースロックと、フリージャズ。バンドの代名詞のようなジャンルをそれぞれ巧みに融合されており、そこにシュールなユーモアがエッセンスとして加わっており、まさに「Guru Guru」な世界観を展開しておりますわ!

    1972

    ドイツ

    Krautrock

  • Ash Ra Tempel

    ASH RA TEMPEL

    {album.title.rendered}

     ドイツの「Ash Ra Tempel」による1971年作ですわ!
     クラウトロック黎明期を代表するアルバムの一つであり、後にそのジャンルで活躍する偉大なメンバーたちによる、奇跡のようなバンドのファーストアルバムですわ!
     クラウトロックといえば「長尺ジャム+陶酔的なスペースサウンドと電子音」を確立した構造をしており、特にロック的なジャムセッションから電子アンビエント的な輪郭が溶けていくような酩酊感には、目を見張るものがありますわ!
     宇宙的な静寂と狂気、ループとジャム──そういった相反する二つの要素が高い次元で統合・調和されており、その後のクラウトロックはおろか、様々な音楽ジャンルに影響を与えた名盤と言えるでしょう!

    1971

    ドイツ

    Krautrock

  • Yeti

    AMON DÜÜL II

    {album.title.rendered}

     ドイツの「Amon Düül II」による1970年作ですわ!邦題は「地獄!」。
     クラウトロック黎明期の作品であり、「クラウトロック運動全体にとっての礎の一つ」とまで称されるアルバムですわ!
     その音楽性は、後のクラウトロックと比べると、サイケデリック色の強いジャム・ハードロックという印象がありますが、その陶酔感や空間感のあるジャムは、なるほど後のクラウトロックと強く結びついていると感じられますわ。
     歌モノも多くメロディは聴きやすい反面、そのハードサイケデリックの極彩色とアヴァンギャルドな音像は、たまらない魅力がありますわ!
     こうした実験性に満ちたアルバムに誘われ、その後クラウトロック文化が開花していく──抑えて損はない名盤ですわ!"

    1970

    ドイツ

    Krautrock

  • Mirage

    KLAUS SCHULZE

    {album.title.rendered}

     ドイツの「Klaus Schulze」による1977年作ですわ!
     キャリアの初期には「Tangerine Dream」や「Ash Ra Tempel」でドラマーとして活躍しておりましたが、その後はソロとして活動。
     本作は特にそのキャリアの中でも、アンビエント・スペースミュージックに接近した頃のアルバムで、静謐にして深淵な電子音楽の世界が堪能できますわ!
     元ドラマーとして活動しておりましたが、本作ではドラムの音はほぼ皆無。シンセやドローンの音の波、余韻の間、そして余白や静寂が、ヒーリングミュージックのような安らぎと落ち着きを与えてくれますわ。また、サブタイトルは「電子的な冬の風景」と付けられており、その氷のような透明感や電子的な冷たさが音から伝わってきますわ。
     電子音楽界のパイオニアとも呼べる彼の作品群は、アンビエント・ニューエイジの基礎となり、「ベルリン・スクール」と呼ばれるスタイルの代表格とも言える名盤となっておりますわ!

    1977

    ドイツ

    Progressive Electronic

  • Future Days

    CAN

    {album.title.rendered}

     ドイツの「CAN」による1973年作ですわ!
     クラウトロックの代表バンドとしても名高く、それでいて日本人である「ダモ鈴木」様がボーカルを務めていることで、日本との強いつながりも感じられる本作は、まさにクラウトロックが誇る大名盤ですわ!
     ジャンルを象徴するような反復的なリズムの上で、アンビエントのような空間的サウンドによる浮遊感がとても心地よいですわ。
     しかしながら、元々バンドが得意としていたグルーヴ感にも溢れており、ただの反復ではない不思議な陶酔感と高揚感に満ちたリズムが、楽曲全体に疾走感をもたらしておりますわ。
     空間的なサウンドは、まるで霧がかったように、どこか遠くから聞こえてくるように表現されており、それがまた心地よい残響・余韻・酩酊感を生み出して、まるで夢の中のようなメランコリックな質感に仕上がっておりますわ。
     この心地よさの中に揺蕩っているうちに、いつの間にかスペーシーな音像の世界へと引き込まれていく――創造性に満ちたアルバムですわ!

    1973

    ドイツ

    Krautrock

  • Faust IV

    FAUST

    {album.title.rendered}

     ドイツの「FAUST」による1973年作ですわ!
     クラウトロック……それは、ドイツを中心に発展したロックのことを指しており、ドイツでよく食される「キャベツの漬物(ザワークラウト)」の名前からそう呼称されたとのことです。元々は軽蔑的な意味も込められていたのですが、「ドイツ特有の音楽性」を強調する形となり、今ではしっかりとジャンルとして定着するに至りました。
     そんな「クラウトロック」の名前を大胆に取り入れたのが本作!アルバムのオープニング曲のタイトルはそのまま「Krautrock」!そして、そのサウンドは、ジャンルの音楽性を存分に体感できるエレクトロニカルなドローン・アンビエント・ノイズと反復するビート。
     ミニマルで実験的なサウンドなのに、どこか温かみとキャッチーさを感じさせるのは、まさにジャンルを代表する1枚と言っても差し支えのない、クラウトロックの金字塔と言えるでしょう!

    1973

    ドイツ

    Krautrock

  • Si on avait besoin d’une cinquième saison

    HARMONIUM

    {album.title.rendered}

     カナダの「Harmonium」による1975年作ですわ!
     アルバムは5つのトラックからなっており、それぞれ「春夏秋冬+第五の季節」というコンセプトに基づいて制作されているのですが……とにかく美しい!
     メランコリックで叙情的なメロディに切なさが入り混じったその感覚。これぞフォーク・プログレの醍醐味ですわ!
     さらに、そんなフォークサウンドにメロトロンが絡むことで、クラシカルに盛り上げていく様は、「もうこれ以上わたくしを泣かせんといてくれ!」と思わず言ってしまうほどの素晴らしさがありますわ!
     トラッドなアコースティックサウンドがお好きな方には、迷うことなくお勧めできるフォークプログレの大名盤ですわ!"

    1975

    カナダ

    Prog Folk