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レコメンド

  • Flowers of Evil

    ULVER

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     ノルウェーの「Ulver」による2020年作ですわ!
     ポストロック的な空間感のある音像に、エレクトロニカなシンセポップが加わり、ダンサブルでありながらも音の厚みとアルバムの世界観を強く打ち出した作品となっておりますわ!
     終末感や人類の過ち、そして失望など――社会や歴史に対する暗い視線をテーマに据えた本作は、シンセポップでありながら、その音像は暗く、重い感情の深みを見事に表現しておりますの。
     ポストロック的な音響や空間処理を巧みに組み合わせ、ジャンルの垣根を越えつつ、新しいサウンドを追求しながらも、普遍的で重厚なテーマを扱った素晴らしいアルバムですわ!"

    2020

    ノルウェー

    Post Rock/Math rock

  • Soundtracks for the Blind

    SWANS

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     アメリカの「SWANS」による1996年作ですわ!
     本作は、メンバーである「Michael Gira」様による“イマーシブな宇宙”という意図のもと、存在しない架空の映画のサウンドトラックとして作成されており、曲同士が物語を紡ぐように、余白や音の移行、ドラマチックな演出など、実に幅広い表現を用いたアルバムとなっておりますわ!
     バンド初期のノイズ期から中期のアンビエント期まで、彼らが長年にわたって培ってきた音楽性やアイデアを凝縮した、まさに“集大成”のような作品ですわ!ドローンやノイズを活用したアンビエントから、まるでライブ演出のような激しいギターサウンド、ポストロック的なクレッシェンド構造まで、実にダイナミックなサウンドを楽しめますの!
     テーマとしては、絶望や老い、視覚の喪失や懺悔といった深く暗い題材を真正面から扱っており、その二時間を超えるアルバム全体を通して、まさに一つの映画を観るような濃密な音楽体験を味わえますわ!
     集中力を試される大作でございますが、その予測不可能な展開と、不思議な混沌感に満ちた世界観は、まさに“驚き”の連続ですわ!

    1996

    アメリカ

    Post Rock/Math rock

  • Fanfare & Fantasy

    COMEDY OF ERRORS

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     イギリスの「COMEDY OF ERRORS」による2013年作ですわ!
     ネオ・プログレの特徴とも言える、ファンタジックでシンフォニックなサウンドに、スコットランドの伝統音楽のようなトラッド感を併せ持ちつつも、一番の魅力はやはりその美しいメロディですわ!
     非常に耳馴染みの良い、キャッチーで明快なメロディにより、流れるようにアルバムの美しい世界へと導かれていくようですわ。
     程よい壮大さと、キャッチーで甘いロマンスが見事に融合した、極上のメロディック体験ですわ!

    2013

    イギリス

    Neo-Prog

  • A Tower of Silence

    ANUBIS

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     オーストラリアの「ANUBIS」による2011年作ですわ!
     本作で特筆すべき点は、なんといっても6部構成の組曲「The Passing Bell」ですわ!
     激しい変拍子で幕を開けるこの楽曲は、「19世紀に精神病院の壁の中に閉じ込められ、亡くなった少女」の物語をコンセプトに構築されておりますわ。緊迫感ある変拍子から一転、美しく幻想的な雰囲気で壮大なシンフォニックサウンドを展開するなど、緩急のついた素晴らしい組曲となっておりますわ!
     亡くなった少女の望んだこととは一体何だったのか―少女を巡る世界の物語は、美しい叙事詩として語り継がれていきますわ!

    2011

    オーストラリア

    Neo-Prog

  • Moonshine

    COLLAGE

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     ポーランドの「Collage」による1994年作ですわ!
     ネオ・プログレの壮大で華やかな音楽性に煌びやかなサウンドが加わり、非常に豪華絢爛な魅力を放っておりますわ!
     そんな華やかなサウンドに泣きのギターが絡み、胸を打つボーカルが歌い上げれば、もはや言うことなしですわ!
     …と、華やかなサウンドに気を取られていると、続く展開には耽美的でロマンチックな美しさが広がり、めくるめくドラマに次ぐドラマが展開されますわ。
     嬉しい驚きに満ちた、ネオ・プログレの必聴盤ですわ!

    1994

    ポーランド

    Neo-Prog

  • Brave

    MARILLION

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     イギリスの「MARILLION」による1994年作ですわ!
     80年代のネオ・プログレシーンをリードしたバンドでしたが、初期の音楽性を牽引していたボーカルが脱退。その後、新ボーカルに変わり堅実な作品作りを続けてきましたが、満を持して発表されたのが本作、コンセプトアルバムですわ!
     「イギリスのある橋で記憶喪失の少女が保護された」という実話に着想を得て作られた本作は、その少女の心を追いながら展開される壮大な叙事詩として描かれておりますわ。
     楽曲は組曲形式で連なり、環境音やアンビエントなサウンドスケープが楽曲に深みと自然な揺らぎを生み出し、幻想的でありながら心の揺らぎそのものまで表現しているようですわ!
     さらに、このアルバムにはある「仕掛け」がありまして、EDのルートが分岐するようになっておりますわ。通常盤では「Made Again」で救済の歌が歌われるのですが、「Spiral Remake」版を聴くと、そこで物語は幕を下ろし、永遠に闇の中に消えることとなります。
     まさにこの物語は、希望であると同時に絶望でもあるという二面性を表現したダブルエンディングですわ!
     楽曲がシームレスにつながっているため、通してアルバムを聴くハードルは少し高いのですが、それに見合うだけの素晴らしい音楽体験が待っておりますわ!

    1994

    イギリス

    Neo-Prog

  • E2-E4

    MANUEL GÖTTSCHING

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     ドイツの「MANUEL GÖTTSCHING」による1984年作ですわ!
     先述した「Ash Ra Tempel」のメンバーでもあった彼が、バンド解散後に制作したソロアルバムとなっており、自宅で即興演奏したものをそのまま無編集でリリースしたという、まさに奇跡のようなアルバムですわ!
     シンプルで無駄のないミニマリズムなサウンドに、反復するリズム。それなのに宇宙的な音の広がりや浮遊感を感じさせるような叙情性...。
     後にクラブミュージックでもサンプリングされ、ハウス・テクノにも大きな影響を与えた名盤ですわ!

    1984

    ドイツ

    Krautrock

  • On The Way To The Peak Of Normal

    HOLGER CZUKAY

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     ドイツの「Holger Czukay」による1981年作ですわ!
     CANの創設メンバーでもあり、その自由な精神を受け継ぎつつ、ソロとしての実験性を強く打ち出した作品となっておりますわ。クラウトロック、サイケデリック、エレクトロニックなサウンドが特徴的ですわ。
     「ノーマルの頂へ」という邦題にしては、随分と不穏な雰囲気が漂っており、ラジオノイズやヴォコーダー、サウンドコラージュなどによるテクスチャやズレによる実験的な音像が展開されますわ。そこにフレンチホルンやコンガなどアコースティックなサウンドが加わり、不思議と心地よい浮遊感に満ちた音世界となっておりますわ!
     自由奔放で実験性に満ちつつも、聴き込むたびにポップさすら感じてしまう……クラウトロックの妙技、ここにありですわ!"

    1981

    ドイツ

    Krautrock

  • Känguru

    GURU GURU

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     ドイツの「Guru Guru」による1972年作ですわ!
     フリージャズ・アヴァンギャルドバンドからそのキャリアをスタートさせたバンドでしたが、徐々にサイケデリック・スペースロックの影響を受け、その音楽性を発展させてきましたわ。そうして構築された彼らの音楽性が一つ結実したアルバムが本作といえるでしょう!
     スペースロックと、フリージャズ。バンドの代名詞のようなジャンルをそれぞれ巧みに融合されており、そこにシュールなユーモアがエッセンスとして加わっており、まさに「Guru Guru」な世界観を展開しておりますわ!

    1972

    ドイツ

    Krautrock

  • Ash Ra Tempel

    ASH RA TEMPEL

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     ドイツの「Ash Ra Tempel」による1971年作ですわ!
     クラウトロック黎明期を代表するアルバムの一つであり、後にそのジャンルで活躍する偉大なメンバーたちによる、奇跡のようなバンドのファーストアルバムですわ!
     クラウトロックといえば「長尺ジャム+陶酔的なスペースサウンドと電子音」を確立した構造をしており、特にロック的なジャムセッションから電子アンビエント的な輪郭が溶けていくような酩酊感には、目を見張るものがありますわ!
     宇宙的な静寂と狂気、ループとジャム──そういった相反する二つの要素が高い次元で統合・調和されており、その後のクラウトロックはおろか、様々な音楽ジャンルに影響を与えた名盤と言えるでしょう!

    1971

    ドイツ

    Krautrock