The Grand Wazoo
FRANK ZAPPA
稀代の天才!あるいは変態? アメリカの「Frank Zappa」による1972年作ですわ!
彼が音楽ジャンルに与えた影響というのは計り知れないものがありますが、本アルバムは特に「ロックを現代音楽の文脈に押し上げる」というビジョンのもと制作された、“ビッグバンド・プログレッシブ・ジャズ・ロック”と呼ぶにふさわしい作品ですわ!
参加メンバーは総勢20名以上という大編成で、ジャズのビッグバンド的サウンドを持ちながらも、その軸はあくまでロック。ギターやリズムの存在感が、楽曲をグイグイと推進していきますの!
壮大なアンサンブルの中には「Frank Zappa」特有のユーモアやシニカルさ、そして奇抜さが渦巻いており、知的でありながらも混沌とした実験性には思わず舌を巻きますわ!
ロックとジャズがお互いに影響を与え合っていた時代に、その両方を飲み込まんとするスケール感で生み出された、まさに天才・奇才の所業。異端にして王道の神髄、ここに極まれり!