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  • 10,000 Days

    TOOL

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     アメリカの「TOOL」による2006年作ですわ!
     本作は、メンバーの母親が病床で過ごした約27年間(約10,000日)の、病と死、喪失と苦悩、そして救済といったテーマがありますわ。
     そんなシリアスなテーマのためか、そのサウンドはより内省的で叙情的になっており、もちろんメタルとしての激しさはあるものの、どちらかといえば静寂やサウンドの中へ沈み込んでいくような深いサウンドになっておりますわ。
     とても、とても長い苦悩の日々。とても想像だにできないようなその辛さに触れるような、痛みのようなアルバム。
     決して万人にお勧めできるものではありませんが、辛い時に身を委ねたい。そう思う日があるのも、また事実なのですわ。
     

    2006

    アメリカ

    Experimental/Post Metal

  • Suciedad Contemporánea

    ABRETE GANDUL

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     チリの「ABRETE GANDUL」による2025年作ですわ!
     プログレ・ジャズ・前衛ロックにチェンバーなサウンドも感じられる音楽性で、ダイナミックに展開するアンサンブルとスケール感による、完成度の高いアルバムとなっておりますわ!
     アルバムのテーマは「社会批判や風刺」などが想起され、シリアスなテーマが根底に流れていますわ。
     これは、ジャンル分けが難しい音楽性...、そう。これぞまさにプログレッシブ!!混沌と調和の前衛がここにありますわ!

    2025

    チリ

    Eclectic Prog

  • Letters to a Distant Past

    DEPOSED KING

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     ハンガリーの「DEPOSED KING」による2025年作ですわ!
     ポスト・プログレの持つアンビエントなサウンドスケープとポストロックの構造的なサウンドの厚み。そして、プログレの叙情さが融合したアルバムとなっており、幻想的な世界観を旅するようなアルバムとなっておりますわ!
     その柔らかなボーカルも特徴的で、ドリーミーに音を響かせながら、壮大に広がる空間を感じるサウンドの美しさ。しかし時折入る変拍子や実験的サウンドがアルバムの中にフックを作っており、実験性とサウンドスケープが見事に融けたアルバムと言えるでしょう!

    2025

    ハンガリー

    Eclectic Prog

  • Svitanie

    BLUE EFFECT

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     チェコスロバキアの「Blue Effect(M. Efekt)」による1977年作ですわ!
     当時のチェコスロバキアは、社会主義で「プラハの春」や「チェコ事件」のように、自由や民主化に対して厳しい弾圧が起きている時代でした。ロック音楽は弾圧され英語表記などは禁止。そのため、発表当時の名義と今の活動名義も少し違うなどの時代を感じるものとなっておりますわ。
     その中発表された本作は、濃厚な70sジャズ・ロックとプログレサウンドに、チェコ・東欧の香りが心地よく薫るアルバムとなっておりますわ!
     王道のプログレ・サウンドは、まさに黄金期当時のサウンドをそのままパッケージしており、技巧的かつ哀愁漂うギターソロにキーボードが絡み合う様子などは、まさにこれを聴きたかった!と叫びたくなりますわ!
     プログレの王道であり、その歴史的背景による制約の中で生まれたエネルギーを感じることができるアルバムとなっておりますわ!

    1977

    チェコ

    Jazz Rock/Fusion

  • Omni A Shuffle of Fate: The Working Tapes

    KARFAGEN

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     ウクライナの「KARFAGEN」による2025年作ですわ!
     今年紹介した前作「Omni」の続編に位置するアルバムとなっており、こちらのアルバムの前に、ぜひ前作をお聞きいただければと思いますわ!
     前作はシアトリカルな側面が強かったのに対し、本作はインスト色が強く、バンドの持つシンフォニックかつメロディックな叙情性が存分に味わうことができますわ。
     サブタイトルの表す「運命のシャッフル」。前作の物語を踏まえた上で、またそれを混ぜ返し再構築されるという意味なのか、あるいはこのシャッフルもまた運命が定めたものなのでしょうか。ぜひあなたのお耳で確かめてみてくださいね。

    2025

    ウクライナ

    Symphonic Prog

  • cut.turn.fade.back.

    HAIL THE SUN

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     アメリカの「HAIL THE SUN」による2025年作ですわ!
     ポストハードコアの疾走感とテクニカルかつアグレッシブなサウンド。それでいて複雑な構造美を兼ね揃えた、まさにプログレッシブ・ポスト・ハードコア!
     バンドの特徴が十二分に凝縮され、さらに新鋭化させたようなサウンドは非常にエモく、純粋にカッコいい!と思えるサウンドですわ!
     しかしながら、アルバムのテーマは「支配や暴力・戦争」や「歴史・正義」など非常にシリアスな内容となっており、内面的な苦悩をスクリーモする歌声に胸打たれるアルバムとなっておりますわ!

    2025

    アメリカ

    Heavy Prog

  • Mekanïk Destruktïw Kommandöh

    MAGMA

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     フランスの「MAGMA」による1973年作ですわ!邦題は「呪われし地球人たちへ」。
     そのタイトルが指し示すように、コバイア星人である彼らによる地球人たちへの聖戦と狂宴であり儀式と言えるアルバムでしょう!
     彼らの音楽性である「Zeuhl」がついに結実し、まるで楽曲そのものが生き物のようにうねり、胎動し、叫ぶ!這いずるように進む巨躯を讃えるようにコバイア語による合唱が、さらにその巨体を震わせ肥大化させていく!!
     このアルバムは、もはや音楽を聴くのではなく、Kobaïaの聖典であり儀式そのもの!さぁ!あなたもコバイアのZeuhlの洗礼を受けるのですわ!
     そして、叫ぶのです!「hamtai!!」

    1973

    フランス

    Zeuhl

  • Ants from Up There

    BLACK COUNTRY; NEW ROAD

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     イギリスの「Black Country, New Road」による2022年作ですわ!
     このアルバムが出る直前にリードヴォーカルの Isaac Wood様が脱退を発表。そのため、以降バンドは音楽性を変化させていくのですが、このアルバムはちょうど前作のポストパンク的な衝動性と、この後に続く叙情性豊かなサウンドへと至るアルバムとなっておりますわ!
     前作よりもストリングスの構築や聴きやすさが増しており、前作で色濃く出ていた実験性がサウンドのフックになり、よりサウンドの表現の幅として活かされているアルバムとなっておりますわ!

    2022

    イギリス

    Post Rock/Math rock

  • For the First Time

    BLACK COUNTRY; NEW ROAD

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     イギリスの「Black Country, New Road」による2021年作ですわ!
     ジャンルとしては、ポストロックに括られることも多いのですが、この音楽性はもはや、ジャンルに囚われないプログレッシブなサウンドと言っていいでしょう!
     2020年前後からのオルタナティブ・ポストパンク・ポストロックにジャズやアヴァンギャルドな精神が組み合わさり、唯一無二なサウンドを展開しておりますわ!
     オルタナティブ・ポストパンク的な激情的な激しさと、ポストロックの緻密に構築された構成。それらが独特の緊張感の中でぶつかり合い、時にはジャズのような即興性や、アヴァンギャルドな攻撃性を併せ持ちながら感情を全て飲み込ませたようなカオスと繊細さを併せ持っていますわ!
     

    2021

    イギリス

    Post Rock/Math rock

  • Posthumous Silence

    SYLVAN

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     ドイツの「SYLVAN」による2006年作ですわ!
     「娘を失った父親が、遺された日記を通じて亡き娘の人生を追体験する」という、物語を描いたコンセプトアルバムで、まさに映画を見るようなドラマチックなアルバムとなっておりますわ!
     それぞれの楽曲が、人生のドラマを追体験するように、ふとした怒り、絶望、希望、愛や救い...様々な感情を表現しており、それら全てが一つのアルバムとして物語を構築しておりますわ!
     バンドの圧倒的な表現力全てが、深くそして美しくも悲しく響き、そして物語のフィナーレへと壮大に一つとなっていく構成は、まさにネオプログレの王道にして、頂点とも言える完成度!
     愛する娘の人生は、幸せだったのかそれとも...それはあなたの耳で聴き遂げてくださいませ!

    2006

    ドイツ

    Neo-Prog