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  • Letters Home

    NEWS FROM BABEL

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     イギリスの「NEWS FROM BABEL」による1986年作ですわ!
     なんといってもこちらのバンド!ファゴットにサックス・ハープにアコーディオン...とおおよそ普通のロックバンドではお目にかけない楽器のオンパレード!
     それでいて「歌もの」にしっかりフォーカスしており、強いメッセージ性を擁していながら、アヴァンギャルドな実験性に舵を切っておりますわ!
     しかしながら、同時にまるで室内楽や演劇のような構成・展開も見られ、聴きやすくとは言いにくいものの、聴くものを拒絶するのではなく、しっかりと受けいれやすさも加えつつ、しかしながら強い切れ味を叩きつけてくるような鋭さを持ったアルバムとなっておりますわ!

    1986

    イギリス

    RIO/Avant-Prog

  • Tangram

    SMALLTAPE

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     ドイツの「SMALLTAPE」による2025年作ですわ!
     Tangramというパズル。人によっては旅館などにおいてあるもので見たりした方もいるのではないでしょうか?そんな7つのパーツを組み合わせて様々な図形を作るパズルをモチーフに作られたアルバムとなっており、収録曲も7曲となっておりますわ!(収録曲的には9曲ですが、うち3曲は分割されたパートとなっており、実質7曲と言えるでしょう!)
     それぞれの曲は個性的なパーツ・曲調を表しているのですが、アルバム全体を通して聞けばそれらが構造的に形成され、一つの作品として完成するという、この構造美。プログレ好きとしてはたまらないものがありますわよね!
     楽曲も、叙情的なシンフォからテクニカルなフュージョンサウンドまで、様々なジャンルを横断しており、豊かな音楽性を発揮!
     これぞプログレッシブ・ロックの醍醐味と言える、素晴らしいクオリティのアルバムとなっておりますわ!

    2025

    ドイツ

    Crossover Prog

  • Quadra Spherium

    ANTOINE FAFARD

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     カナダの「ANTOINE FAFARD」による2025年作ですわ!
     インストのジャズ・フュージョンアルバムとなっており、テクニカルでスリリングな演奏に、アダルトな音色のテナーサックスが加わり、スタイリッシュ&クールでメロディアスなサウンドに仕上がっておりますわ!
     参加されているミュージシャンは「Gary Husband(ドラム)」と「Jean-Pierre Zanella(テナーサックス)」は、どちらも凄腕アーティストとあり、緊張感のあるテクニカルなアンサンブルと力強いリズムやグルーヴは、その実力をしっかりと感じさせてくれますわ!

    2025

    カナダ

    Jazz Rock/Fusion

  • Crossings

    HERBIE HANCOCK

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     アメリカの「Herbie Hancock」による1972年作ですわ!
     彼の長いキャリアの中で「エムワンディシ期(Mwandishi period)」と呼ばれる頃の作品となっており、マイルス・ディヴィスの実験的なサウンドに影響を受けて制作された、同じく非常に実験的なアルバムとなっておりますわ!
     即興演奏の美を追求したような音楽性になっており、電子楽器も含めた様々な音が、入り混じり混沌としたサウンドが展開されますわ!
     しかしながら、それぞれの音にフォーカスしてよく聴けば、ファンク的なリズムが体を揺さぶり、スペーシーなサウンドスケープが広大な空間を創造し、管楽器がサウンドを厚くし、そして何よりもミュージシャンたちの熱気と狂気が、構築と破壊を繰り返しながら覚醒していく様子は、もはや音楽を「聴く」というより「体験する」と形容すべきでしょう!
     決して聴きやすい、おしゃれなジャズなんてものではありませんが、ジャズの、いえ、音楽という定義を破壊し、再定義するようなアルバムとなっておりますわ!

    1972

    アメリカ

    Jazz Rock/Fusion

  • Carving the Stone

    FOR THOSE I LOVE

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     こちらはプログレはプログレでも、「プログレッシブ・ハウス」!
     アイルランドの「FOR THOSE I LOVE」による25年作ですわ!
     奥行き・空間の広がりを感じるような壮大なサウンドスケープに、語りかけるように歌うスポークンワード。ハウスの持つサウンドの心地よさの中から訴えかけるような強いメッセージ性の対比。
     そのメッセージは、彼の故郷の社会問題や格差についてを語っており「故郷を愛する気持ち」と「そこから逃れたい思い」の中で葛藤するというテーマになっております。
     ジャンルは違えと、内省的で構造的。そして豊かなサウンドスケープと、プログレッシブなサウンドを響かせておりますわ!
     

    2025

    アイルランド

    Progressive House

  • Um mar pra cada um,

    LUEDJI LUNA

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     今回は、ちょっといつもとは毛色を変えてのご紹介!
     プログレはプログレでも今回ご紹介するのは「プログレッシブ・ソウル」!
     ブラジルの「LUEDJI LUNA」による2025年作ですわ!
     ソウルと聞くと、ご機嫌な音楽を想像される方も多いかもしれませんが、本作は非常に内省的でアンビエントな質感を持っており、ノリノリで踊るというよりは、深く音とリズムの中にダイブしていくような感覚に至るような音楽性をしておりますわ!
     スピリチュアルさの中で揺蕩うように響くサウンドスケープと、心地よく響くソウルのビートが、情緒的に響き渡りますわ。

    2025

    ブラジル

    Progressive Soul

  • Firebrand

    Ring van Möbius

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     ノルウェーの「RING VAN MÖBIUS」による2025年作ですわ!
     本作を持って「これで旅を締めくくる」と語っておられ、バンドの最後のアルバムと思われるのですが、そのフィナーレを飾るに相応しい素晴らしいアルバムとなっておりますわ!
     収録曲は3曲ですが、その全てが大曲となっており、聴き応えは十分!
     キーボードがサウンドの中心となっており、そのエネルギッシュな演奏と、ドラマチックな展開。そして、シンフォニックに高まっていく構成など、プログレ好きにとってはたまらないポイントを全部押さえたようなサウンドは、もうたまりませんわ!
     バンドの最後を締めくくるこの傑作を、ぜひ聴き遂げてくださいませ!

    2025

    ノルウェー

    Symphonic Prog

  • Iconoclasts

    ANNA VON HAUSSWOLFF

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     スウェーデンの「ANNA VON HAUSSWOLFF」による25年作ですわ!
     少し不気味なジャケットですが、その音を聴いてみたら、驚きますわ!
     ダーク・アンビエントの上でゴシックなオルガンが煌びやかに彩り、プリミティブなリズムがまるで胎動が脈打つように響き渡りますわ。
     幻想と幽玄。荘厳と浮遊感の中で、彼女のボーカルがドラマチックに楽曲を天上へと導くように歌われ、そして己の存在を問いかけてくるのです。"Who am I?"と...。
     ゲストとして、かの「Iggy Pop」様も参加しており、2025年聴き逃すことはできない必聴盤ですわ!

    2025

    スウェーデン

    Crossover Prog

  • The World Under Unsun

    LUNATIC SOUL

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     ポーランドの「LUNATIC SOUL」による25年作ですわ!
     8枚のアルバムと、本作ダブルアルバムという大ボリュームで展開される「The Circle of Life and Death」の物語の最終章!
     オリエンタルなメロディから、アンビエント・サイケ・フォーク・クラウト・メタルといった様々なジャンルを融合し、ドラマチックな物語のように展開していきますわ!
     素晴らしい調和と構成により、まるで一本の映画を見たかのような満足感があり、長尺作品ではあるもののその体験は非常に満足感の高いものとなっておりますわ!
     生と死の狭間を彷徨い続け、そして辿り着く旅の終着点を見届けましょう!

    2025

    ポーランド

    Crossover Prog

  • Fusing your Synapses

    DOCTORS OF SPACE

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     ポルトガルの「DOCTORS OF SPACE」による25年作ですわ!
     スペース・サイケ、クラウトな電子サウンドとなっており、ハモンドオルガン・メロトロン・モーグシンセといったエレクトロニックなサウンドが空間を彩りますわ!
     シリアスなサウンドによる緊張感がありつつも、ダイナミックに広がるその音像!宇宙とシナプスを融合し、心で感じるアルバムですわ!

    2025

    ポルトガル

    Psychedelic/Space Rock